XB9Rのカスタム作業

バイクにキャンプ道具を積む時の強い味方『VENTURA(ベンチュラ)のパックフレーム』の気になる点

 

最近はちょくちょくビューエルさんでキャンプに出掛けております。キャンプ道具をビューエルさんに積むと、ビューエルの醍醐味である軽快さが損なわれて全く楽しくありません。でも、車で行くのはもっと味気ないですから、なんだかんだでいつもビューエルさんです。

しかしながら、ビューエルの中でもわたしのXB9Rは全く荷物の積載には向いていないモデル。そもそもスポーツバイクにキャンプ道具満載は無理があります。

そんな無理を解消してくれるのが、後付けのキャリア類。

特にVENTURA(ベンチュラ)のキャリアは対応する車種がとても多いことで有名で、マイナー車のオーナーには数少ない選択肢となるでしょう。

ビューエルXBシリーズが絶版となったのはもう随分前のことですが、VENTURAのビューエル用のベースセットは今でも新品で入手可能です。わたしが購入した時は流石に海外からのお取り寄せで数か月かかりましたけど。ベースセットを購入した時のことは以前記事にしたことがありますね。

Venturaのキャリアはバイクパックシステムという名前で、車種別のベースセットに汎用性の高いキャリア類を取り付ける構成。

キャリア類はもちろんベースキットとは別売だし、どちらも揃えるとそれなりのお値段にはなります。でもワンオフすることと比べたらかなり安上がりですからね。

 

キャリアはフラットラック、スポーツラック、パックフレームの3種がありますが、わたしがキャンプ道具を積むのに使っているのは、最も積載能力が高いパックフレーム。背丈が高く、アメリカン系バイクのシーシーバーのような使い方ができます。

 

はっきりいってわたしのビューエルには全く似合っていないと思っているんですが、便利なんだから我慢するしかありません。これを取り付けるのはキャンプに行くときだけですし・・・。

 

だけど実はこのパックフレームには少々不満があるんです。それが矢印部分の剛性のなさ。ここの剛性がどうもイマイチで、パックフレームを掴んで揺らすと結構グラグラします。流石に折れたり抜けたりってレベルのことはそうそう起こらないとは思うけど、荷物をたっぷり載せるキャリアでグラグラするのはどうも精神的によろしくありません。

 

このグラグラの原因はここですね。

以前はこのパックフレームは各部が全て溶接されたワンピース構造だったのに対して、最近のものは様々な取り付けピッチに対応できるように根元がボルト組み立てになっているのです。そしてこのボルトで固定している部分はただのフラットバーですから、そりゃ素人目でもグラグラして当然じゃね?って感じです。

 

他の種類のキャリアの適合表を確認する限り、このキャリア取り付け部のピッチ(B寸法)は5種類あるみたい。その5種類の各寸法のキャリア類を製造・在庫管理・販売するよりも、幅を調整できるタイプの1種類にした方が効率が良いのは当然のこと。そんな企業側の都合はもちろん理解できるけど、いちユーザーとしてはその分価格に転嫁されてでも、以前の剛性の高そうなタイプの方がいいなーって感じです。以前のタイプを中古や在庫で見つけたら、もしかしたら買いかもしれませんね。

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