Cake2 GS

やっとお気に入りのトレイルコースを発見!マウンテンバイクの里山トレイルは最高に気持ちいい!

 

ちょっと古い26インチのフルサスマウンテンバイク、ゲイリーフィッシャーのCAKE 2 GSをバラ完で組み立ててからというもの、この夏の間せっせとマウンテンバイクを走らせるコースを見つける為にあちこちお出掛けしています。これだけ暑いと空冷エンジンのビューエルさんは車体にも乗り手にも優しくないし、その代わりにマウンテンバイク遊びを満喫しようというわけです。

しかしながら、日本にはあちこちに里山があるというのに、なかなかマウンテンバイク遊びに適した場所は見つかりません。全然ありません。

手っ取り早いのは山道や登山道周辺で探す方法なんですが、日本の里山って全然のどかじゃなくて、基本急勾配なんですよね。こういう丸太で作った階段って見たことあるでしょ?こういう山道だと少なくてもわたしはマウンテンバイクでは全く登れません。どう頑張っても無理。マウンテンバイクを担いで歩いて登ることはできるけど、登ったところでこんな急勾配をマウンテンバイクで降りるのも無理です。スピードが出過ぎて怖いし、前転してしまいそうで怖いし、ブレーキングをミスったらすぐに滑落です。遊びにしては危険すぎる。

マウンテンバイクは山を走る為の自転車だけど、なるべく平坦がいいなー。

 

そんなわたしの我儘を満たすようなコースを見つけたと思いきや、そういう山道はハイキングの方が多い為か、このようにバイクや自転車の乗り入れがNGとされていることが多かったです。残念だけど、こういう看板を目にしてしまった以上は、法令遵守のいい子ちゃんであるわたしはすごすごと退散します。

 

そんなこんなでここ数か月はいろんな里山に繰り出していたわけですが、

最近になってようやくわたしの要望を満たすコースを発見することができました。もちろん、自転車の乗り入れ禁止の場所ではないですよ。

 

それどころか、このように明らかに車が走行するような区間もあるので、軽車両である自転車が禁止であるはずはない!

自転車で山を走る場合、道路交通法上適切なのかどうかよく分からない(=想定されていない)ケースも多いらしく、それがマウンテンバイク遊びが普及しにくい大きな理由の一つなんだろか。でもこういう車が走行するような山道なら、そういう法律的な面は比較的安心ですね。

 

道の傾斜もこれくらいならまだわたしでもなんとか登ることができます。マウンテンバイクって急斜面を登るためにとても軽いギアがついていることがありますが、いくら軽いギアがついていてもペダルを踏み込んだ瞬間に思いがけず後輪がスリップ(スタック)して転倒しちゃうことがしょっちゅうあります。もっと空気圧を下げてグリップを上げてやればいいんでしょうか?まだまだ練習と経験が足りません。

 

山道を走っているとこんな得体の知れない糞を踏んだり、まぁいろいろとあります。この糞はイノシシ?なるべくハイキングや登山をされる人に遭遇しないような時間帯を狙ってマウンテンバイク遊びをしているんですが、その為にいつも山では独りぼっち。この糞のような野生動物の形跡を見つけると、もしここでマシントラブルになって夜を迎えちゃったらどうなるんだろう?と不安な気持ちになっちゃいます。

 

けれども、山の中をいっぱい転倒して汗だくになりながらマウンテンバイク遊びをするのは最高に楽しい!

これまでバイクは好きでもオフロード系には一切興味は無かったのですが、山遊びをするオフロードバイカーの気持ちが少し分かったような気がします。けど、オフロードバイクで山遊びする場所を見つけるのは、マウンテンバイク以上に大変そうです。排気音も目立つし、人力で走るマウンテンバイクよりも長いコースが必要でしょうから。

 

山遊びをすると短時間でもマウンテンバイクはどっろどろに。汚したくないから乾燥した場所を選んで走っているというのに。

 

こういう泥んこは水でばーっと洗ってしまいたいんですが、このケーキ2のフレームはスイングアームピボット部のベアリングの嵌め合い寸法が甘々なので、その隙間から容易に水が侵入してしまうんです。そのせいで購入時のベアリングは錆び錆びの酷い状態でした。なのでなるべく水洗いはしたくないんですが、この周辺部が最も汚れるというジレンマ・・・。

マウンテンバイクでの山遊びは楽しいんですが、帰ってからの洗浄とメンテナンスが面倒臭いのがデメリットですね。

 

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