Cake2 GS

蜘蛛、蜘蛛、蜘蛛!9月はMTBでも里山トレイルは全然楽しめない?蜘蛛の巣まみれ!

 

空冷バイクであるビューエルさんは夏の熱い時期に乗るには全く向いていないバイク。バイク自体にも良くないし、乗り手にとってもダメージが凄まじいです。そんなわけで、今年の夏はバイク遊びよりもマウンテンバイク(MTB)遊びをせっせとしていました。せっかく家の周りに自然がたっぷりなんだから、それを活かさない手は無いでしょ?

そんなMTBでの里山トレイル。里山トレイルって言葉だけ聞くとなんだかのんびりゆったりってイメージを抱きがちですが、日本の里山はなかなか急勾配で、かなりハード。急斜面をMTBを抱えながら登るのは超絶ハードな運動です。その分下りがむっちゃ楽しいんですけどね。わずか30秒ほどの下りの為に、15分ほどヒーヒー言いながら斜面を登ることの繰り返しです。

 

そんな里山トレイルですが、9月に入ってからというもの、不快感が半端ないです。その原因がコレ。ピントがあってなくてとても分かり難いかと思いますが、これは森の中で落ち葉が空中で止まっているのです。もちろん落ち葉が重力に逆らって空中に停止し続けることはありません。これは蜘蛛の巣の仕業なんです。

 

そう、9月に入ってからというもの、いつも通っている山道の中がすっかり蜘蛛の巣だらけに。誇張無しで5m間隔くらいででっかい蜘蛛の巣が張られています。

蜘蛛の巣に引っかかるとほんとうに不快感がすごいので、そのままではとてもじゃありませんが里山トレイルなんて楽しめません。まずは徒歩で山道を歩き、このような枝を使って蜘蛛の巣をせっせと取り除いていく必要があります。つまり、MTBでの里山トレイルを楽しむ為には、一度蜘蛛の巣除去のための徒歩トレイルを行う必要があるってこと。ん-、面倒臭い!

 

蜘蛛の巣を作っている犯人はこいつ。ジョウロウグモです。ジョウロウグモは大きな巣を作ることで有名な蜘蛛で、9~10月が成熟期なんだとか。つまり、この巣だらけ状態は9~10月がピークというわけですね。里山トレイルとしては最も楽しい時期じゃないか!

 

これだけ蜘蛛の巣があるということは、それだけわたし以外の人がこの道に来ていないという証でもあります。他の訪問者に気を遣う必要が少なくて済むので、思う存分MTBを楽しめていいことなんですが・・・。

MTBが日本で普及しない理由の一つが”走る場所がない”こととよく言われていますが、走る場所があったとしても、ユーザー数が少ないとこのような悩みもでてくるのですね。MTBで里山を駆け抜ける爽快感は素晴らしいのですが、蜘蛛の巣に引っかかることはそれを余裕で台無しにするくらい不愉快なので、当分は事前の蜘蛛の巣除去トレイルが必要になりそうです。

-Cake2 GS
-,