「定年後のお楽しみに備えて、部品が手に入るうちに集めておこう!」という趣旨でパーツ集めを行っておりました、わたしのビューエルS1とビューエルM2。
だけど、わたしが定年になる頃には70歳くらい(もしくはそれ以上)まで働かされる世の中になってそうだし、そんな年齢どころか最近ですらバイクに乗ると明らかに体力の低下を感じるし、いつまでバイクに乗れるのか分かったもんじゃありません。
そしてなによりも、やっぱり自分の手元に部品が集まってくるとやっぱりすぐに組みたくなるじゃないですか。そんなわけで、当初の趣旨は撤回して、ぼちぼちビューエルS1の方を組んでいこうかなと。
組もうと思えるくらいにはもうパーツは集まっているんだけど、各部品をバラバラで集めているもんだから、全てのパーツが完全に揃っているわけではありません。なのでまずは仮組みをおこない、どのパーツが足りないのか地道に調べていくことから始めます。
例えば、こちらはロッカーを組み付けるためのボルト一式・・・のはずなんだけど、明らかに足りません。具体的には、パーツNo.3500のボルトが1本、3501のボルトが1本、3997のボルトが1本、6736のワッシャーが2本、6016のワッシャーが2枚足りません。
これは「エボスポーツのシリンダーヘッド周りのボルト一式セット」という名目でヤフオクで買ったものだというのに、一式というにはあまりにもパーツが不足し過ぎているじゃないですか。代わりに絶対にシリンダーヘッド周りとは関係のないボルト類がたくさん混じっていました。最近のわたしはヤフオクでの失敗確率がめっちゃ高いんです。
でも、大丈夫。
そんなこともあろうかと、スポスタとビューエルの純正ボルト類は何セットが購入しているので、それを組み合わせてなんとか1台分のボルト類を用意していくのです。
純正のインチネジって新品で購入するとめっちゃ高いですからね。ヘッドボルトのような再利用が好ましくない部分はもちろん新品にするんだけど、そうじゃない部分は極力中古パーツで費用を抑えるのです。
ところで、ハーレーといえばアフターパーツが豊富で旧車でも部品の入手に困らないって昔からよく聞いていましたが、意外なことに先ほど足りないと紹介させていただいたボルト・ワッシャー類のアフターパーツはネットショッピングでは見つけることができませんでした。OEM番号で検索してもヒットしなかったり、ヒットしても入手不可だったのです。手元にあるV-Twinのカタログでもセットでは品番が設定されているものの、単品での品番設定はされていない様子。
もちろん大半のバイクと比べたら圧倒的にアフターパーツや互換部品が豊富なのかもしれないけど、だからといってボルトなどの小物類のすべてを1個から購入できるほどというわけではないようですね。そんなわけで、やっぱり入手できるうちは解体品などのボルトセットは予備パーツとして収集しておいた方が安心でしょう。年々出品数も少なくなっているし、手に入れることができるのももうあと少しかもしれませんね。