もう、タイトルのまんまなのですが、わたしの知識が不足していたばかりにちょっと失敗しちゃいました。
ビューエルのS1ライトニングとサイクロンM2は共有部品だらけの兄弟車のような関係ですが、実は細かい部分が意外といろいろ違ったりします。
その細かい部分についてきちんと調べていないと、今回のわたしのように失敗しちゃうのです。
こちらが今回問題となったビューエル純正のキーセット。年式は不明ですが、サイクロンM2から取り外されたものだそうです。
今回もいつものヤフオクで購入したのですが、結構お高いんですよね~、これ。
価格が高いと言っても決して人気がある訳ではなく、単に需要も供給も少なくて価格が高い物が売れ残っているだけのような気もします。タイミングが合えばお安くゲットできるかもしれませんね。
早速仮組みを行っているS1に取り付けようとしたところ、全然取り付けられないじゃないか!
あれ?組み方に工夫が必要?って悩んだりもしたんですが、いや、もうパッと見ただけでわかるくらい、どう考えても寸法が違う。
こちらがどう頑張ってもハンドルロックのキーシリンダー取付穴に入らない、キーシリンダー。
そしてこちらがフレームのキーシリンダー取付穴。ご覧の通り物理的にどう頑張っても入れることが出来ないくらい、形状が違います。
この後調べたら、この穴形状に対応するハンドルロックのキーシリンダーの形は、やっぱり今回入手したものとは全然違いました。
こちらは2000年式のサイクロンM2のハンドルロックのキーシリンダー取付穴。S1のフレームとは全然大きさが違うでしょ?
当たり前なんですが、先程S1に取り付けられなかったキーシリンダーはこちらのフレームにはあっさりと取り付けることが出来ました。
こんなこと購入前にちゃんと調べろって感じなんですが、とにかくS1とM2とじゃハンドルロックの形状が違うようです。もしかするとM2でも年式によって違うかもしれませんが。
そうと分かれば早速S1のキーセットを購入し直し…と思いきや、でS1使える細いタイプのキーシリンダーセットはあまり中古市場でも出回っていない様子。もう24年前の車両ですからね~。
しかしながら、どうやら同じような年式のスポーツスターのハンドルロックのキーシリンダーが同じ形状の様子なので、いざとなればそちらを使用すれば問題無さそうな感じ。キーの数が増えちゃいますけどね。
なお、今回購入したのはキーセットなのでハンドルロック以外にもタンクキャップやメインのキーシリンダーなんかも付いてきたのですが、タンクキャップの方にも大きな問題が。
それは…
タンクキャップが開かない。いや、ほんとうに。
キーを捻ってロックを解除して、真ん中のノブを引き起こして90度捻れば開くはずなんですが、ノブが全く回りません。他に特殊な動作が必要なんじゃないか?ってくらい、びくともしません。
うんうん悩んだ後にでっかいモンキーレンチでノブを掴んで回したら何とか開きましたが、流石にこれは大問題。給油の為にモンキーレンチを持ち歩くわけにもいかないし、とても使えたものではありません。そこでもう一個別のタンクキャップを入手したところ、なんとそちらも同じくらいの硬さ…。
何?XL系ビューエルのタンクキャップってこんなに硬いの!?これが仕様なの!?
今後各部の調整をして良くならないかどうか試してみたいと思いますが、もし改善しないようならば社外のタンクキャップも検討しなきゃだめかなぁ…。