XL系ビューエルもXB系ビューエルも既に絶版車。しかもただの絶版車じゃなくて、メーカーが存在していないという絶望的な状況。
Buell社が倒産した時は「10年間のアフターサービスはハーレーが面倒見るよ!安心してね!」って通達があったけど、はっと気がつけばもう10年経っているじゃないですか。これを巷ではBuell2020年問題と言うらしい…
最近では中古車の玉数も明らかに減ってるし、今後ますます部品の確保に苦労することになりそうですね。
どの部品を確保すべきか?
部品が無くなれば売っちゃえばいいや!って人ならそれほど気にすることでもないけど、そうじゃないなら維持する為の部品をいかに確保するかが問題ですよね。
今でもBuellに乗ってる人ならきっと同じ悩みを少なからず抱えているはず。わたしなんかバイク屋さんやカスタムショップとの関係が無茶苦茶希薄だから、これはかなり深刻な問題。
その為常日頃からボチボチとパーツ収集や代替パーツを探したりしているんですが、今のところ一番重要なパーツはアイソレーター周りだと考えています。
なぜアイソレーター周り?
多くの絶版車の場合、真っ先に部品供給か止まり、デッドストックや中古の部品の価格が高騰するのは外装関係の部品じゃないでしょうか。
外装って痛みやすい部分ですし、オリジナルに拘る方には特に貴重な部品ですからね。
外装部品が貴重になりつつあるのはビューエルにおいても同じなんですが、外装部品は傷んでも走行することは可能ですし、少なくてもわたしはオリジナルに拘る趣味はありません。むしろ、サイクロンM2に関しては外装一式のワンオクを考えているくらい。
ところがアイソレーター周りは違います。
これが無いと走行不能になっちゃいますし、しかも消耗品。人気車種でもないからアフターパーツも壊滅的な状況じゃないですか。
金属部品ならカスタムショップで代替品を作ってもらうことも出来るけど、ゴムだとなかなかそういうわけにはいきませんよね。
ちなみに、点火系などの電子部品やエンジン関係の部品は他車種や社外品の流用で何かしらの代替が利く…と考えています。それらについてももっと情報を集めなきゃだけど……。
というわけで、わたしはアイソレーターコレクター
そんなわけで、とりあえずわたしはアイソレーター周りの部品を積極的に集めています。
最近は有難いことにXB系の社外アイソレーターを見かけるようになったけど、ハーレーなんかと違ってビューエルさんはすっごいマイナーな車種なので、これから先の供給にはどうしても不安が残ります。ちなみに、XB系のアイソレーターはまだまだ新品で入手可能なので、新品が欲しい人は今のうちに是非!
これはカスタムショップでも作れそうだけど、安いのでついつい買ってしまうXL系ビューエルのエンジンハンガー。これもまだたま~に新品が流通している様子。
多くの場合はエンジンマウントボルトの破断が原因だけど、このエンジンハンガー折れはXL系ビューエルの有名なトラブル。XB系ビューエルと比べると素人目に見ても補強が少なくて弱そうだもんね…
これらの部品は消耗品扱いなので、車両を維持する上では必要不可欠。
長~くビューエルに乗るつもりならば、代替部品も含め、ある程度確保しておかないといけないんじゃないでしょうか?今ならまだなんとか新品も入手可能ですよ!