エボ系Buellに関すること

リジットスポーツスター・エボ系ビューエルのオルタネーターローター

 

のんびり少しづつパーツを集めています、わたしのビューエルS1。

今回入手したのはこちら。

オルタネーターのマグネットローターです。元々持っていたパーツなんだけど、クラッチASSYを買ったら付いてきました。ラッキー!・・・といいたいところだけど、残念ながらマグネットが1箇所外れているジャンク品。

 

リジットマウントのスポーツスターのうち、4速時代ではこのマグネットが外れるのは有名な持病だったみたいですが、5速時代でも外れるんですね。欠けや割れではなく、綺麗に剥がれています。

外れたマグネットは別途付属しているので、4速スポーツスターのオーナーの皆様が公開されている情報を元に、外れたマグネットを修理しようかなぁ、と思ってはいます。だけど、下手に修理して走行中に万が一外れる可能性を考えると、大人しく新品を買った方が絶対にいいんだろうなぁ。そんなに高い部品でもないと思うし。

 

このマグネットローターは5速のリジットマウントスポーツスターとエボ系ビューエルとで共通のパーツ。また、5速のリジットマウントスポーツスターは1991年~2003年と息の長いモデルですが、このマグネットローター自体はその間ずっと互換性があるみたい。883ccと1200ccでも互換性あり。2004年以降のラバーマウントスポーツスターではスプロケットの歯数に違いがあるようですが、リジットマウントスポーツスターにおいては1次ドライブのスプロケットの歯数は排気量や年式を問わずずっと35Tだったようです。どうでもいいことですが、ローター本体とスプロケットを固定しているボルトの本数は4本の年式と8本の年式があるみたい。98年くらいのモデルまではボルト4本?

なお、互換性があるのはローター部のみで、相方となるコイルやその先にあるレギュレーターは年式などによる違いがあるみたい。コイルについてはV-TWINのカタログでは1990年~2006年までは全て22Ampの29967-89Aって書いてあるけど、少なくとも2003年のビューエルは29971-02Yという品番。中身のローター自体は同じような気がするし何が違うのかは分からないけど、中古パーツ漁りをする際は注意が必要ですね。

 

ローターには衝撃を与えるな!って刻印されています。エンジンを分解する際、ローターが固着して外れない!っていうのはわたしも経験したことがありますが、そんな時にガンガン叩くときっとマグネットが外れちゃうのでしょう。どうやらマグネットはボンドでくっついているだけのようですし。

 

今回入手したローター、不思議なことに3か所だけ明らかにドリルド加工されています。

もしかすると、重量合わせのために削った跡!?もしそうだとしたらなかなかのこだわりさんが使っていたパーツかもしれませんね。

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