Buell S1

アルミの輝きが堪らない!バフ掛け仕上げのアルミ製スイングアーム

 

ガレージが物で溢れているから、とにかく物を減らすことが今年のわたしの目標の一つ。

・・・なんだけど、ヤフオクを見てしまうとついつい余分なものを買ってしまうのです。ほんと、ヤフオクなんて見てはいけません。でもなぁ、月日が経つごとに中古市場のビューエルの部品なんて減る一方だしなぁ。

本日届いたのはこちら。物を減らさなきゃいけないのに、これまた邪魔になりそうなものを買ってしまいました。

 

既にサムネイルやトップ画像からお分かりかと思いますが、中身はX1のアルミ製スイングアーム。

エボ系ビューエルのスイングアームにはスチール製の角パイプ仕様のものと、今回入手したアルミ製のものの2種類あるのはご存じのことでしょう。わたしはすでにどちらも所有はしていました。

それでも今回追加で入手した理由、それはもうお分かりですね?そう、バフ掛け済みだったから!

アルミパーツの魅力の一つは磨けばピッカピカになることですが、わたしはバフ掛けされたアルミの輝きが大好きなんです。製作中のビューエルS1もアルミパーツはピッカピカにバフ掛けする予定。せっかくDIYでバフ掛けするための道具も揃えているんですから。

 

こちらは以前から所有しているスイングアーム。

これをDIYでバフ掛けする予定だったんだけど、困ったことにエボ系ビューエルのアルミパーツってお世辞にも仕上げが綺麗じゃありません。半世紀前のカワサキZ1のアルミ部品よりもはるかに表面が滑らかじゃないので、バフ掛け前の研磨はめっちゃ大変だろうなぁって前々から憂鬱な気持ちでした。

 

スイングアームとクランクケースを接続するマウントブロックなんて、素人が鋳物に挑戦したの!?っていうくらいの凄まじい凸凹ぶり。ここまで凸凹だともはや梨地なんてレベルではありません。

 

ところが、このスイングアームはそんな面倒なバフ研磨前の下処理も当然終わっているだろうし、なんならそのまま使えるんじゃね?という淡い期待を込めての購入です。

 

期待通り下処理はきっちり行われているし、わたしのレベルでは問題があるように感じないので、改めてゴリゴリ削り直す必要はなさそう。画像のとおり研磨面が妙に波打っているので、施工はプロではなくわたしのような素人なのかもしれません。でも十分綺麗な仕上がりですよ。

 

しかしながら、ベルトカバーの根元や、

 

スイングアーム根元の凹部分はかなり処理が甘い感じ。分かりますよ。こういう部分を磨くのがめっちゃ大変ってことくらい。少なくともわたしがやったらこれよりずっと削り残すと思います。

 

しかしながら、リアサス取り付け部やスイングアームの裏側のような取り付けたらほぼ見えない部分までちゃんとバフ掛けされていますから、やっぱりこれはプロの施工かな?って思えてきました。

 

ベルト引きもバフ掛けされてます。こういう小さくて複雑な形状の部品のバフ掛けって面倒だから、超ありがたいです。繰り返しますが、わたしでは絶対ここまでしないと思います。

 

というわけで、思いがけず入手することができたバフ掛け済みのアルミ製スイングアーム。痛んでいる箇所や仕上げがもう一歩という部分もありますが、一からバフ掛けする手間を考えるともう大満足。わたしの方でひと手間加えればグッと良くなるはず。

ちなみに、お値段は2万。これを安いととるか、高いととるかは各々の価値観によるでしょう。

ただ、新品でも鋳造痕が盛大に残っており、しかもこれだけ大きなサイズの部品を隅々までバフ掛けする手間を考えると、このお値段はバーゲンプライスだとわたしは思いました。

でもビューエルに限らずバフ掛けされたパーツの中古価格ってあんまり高くないから、バフ掛けに興味のある人や、バフ掛けの大変さを知っている人って案外少ないのかもしれませんね。わたしとしてはオークションのライバルが少なくて助かりますけど。

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