GIANT エスケープR3の2×10速化【その1】パーツはデュラエース・アルテグラ・105のごちゃ混ぜ仕様

(※ この作業は2021年6月の作業です)

わたしにとってエスケープR3は便利な日常使いの自転車。たまに運動がてら近くの山を登ったりもするけれど、わたしの使用用途では性能面で全く不満を感じていません。速さを求めているわけでも、長距離ライド時の快適さを求めているわけでもないですからね。

ですから、このエスケープR3に関してはわざわざお金を掛けて改造する必要なんて全く無いわけです。そもそも2万円程度で購入した自転車なんだから、お金を注ぎ込むのは全くもってナンセンス。

それなのに、いつの間にやらわたしの手元に集まってきたこれら大量の部品と工具たち。ほ、ほら、これらの部品はフレーム変えても使えるしね?

というわけで、全く必要じゃないのに、ついつい手を出してしまったエスケープR3の2×10速化作業についてご紹介していきましょう。エスケープをロード化したい人や、ギア比の変更をしたい人の参考になれば幸いです。

第1回目となる今回は、2×10速化のために用意した部品と、作業に必要となる工具、そして必要な費用についてご紹介します。。

 

なんで2×10速化が必要なの?

2×10速化はね、必要ありません。

というのも、先程申し上げましたとおり、わたしはエスケープR3の性能に不満は感じていないんですから。エスケープR3のギア比はワイド過ぎて無駄が多いってよく言われるけど、わたしの場合山登りするときにインナー×ローを使う場合もありますから、ギアのワイドさには助けられています。

ギア比については各々の使用用途によるから一概にはなんとも言えないけど、いずれにせよ標準の3×8速でもごく普通に走るんだから、わざわざ2×10速化なんてする必要なんてないでしょう。少なくても費用対効果は絶対無さそう。性能を求めるなら、最初っからロードバイク買った方が結局安上がりでは?

それでもわたしが2×10速化をしようと思いたったのは、たまたま見つけたクランクがむっちゃかっちょ良かったからそれをつけたくなったから。つまり、完全に見た目だけの理由なんです。我ながらアホだなーって思いますが、やっぱりね、質感とか見た目は重要ですからね。

 

2×10速化に必要な部品

それはまずは2×10速化に必要となる部品から。中古で購入したものと新品で購入したものがごちゃ混ぜです。ただこれは気に入ったクランクとディレイラーが昔のモデルだったからってだけで、機能的に2×10速にしたい場合は、現行品の新品パーツだけで組むことも可能でしょう。

 

クランク『シマノ デュラエース FC-7410』

というわけで、こちらがわたしが付けたい!と思ったクランク。シマノ デュラエースのFC-7410です。

7400シリーズは1984年から1995年くらいの展開と、少なくとも25年以上のパーツらしいです。オールドパーツと呼んでいいのか分からないけど、最近の部品にはない細身のデザインがとても気に入ったんですよね。

 

アルミ感丸出しの質感も大好物。わたしはポリッシュパーツの輝きが好きだから早速磨き倒したいところですが、せっかく状態もよいのでしばらくはこのまま使うとしましょうか。

 

お値段は中古で12,800円。確かに質感はいいけど、ご覧の通りただのアルミの塊、しかも25年以上前の製品って考えると結構高くないですか?削り出しってわけでもないですし。気に入ってしまったから仕方がないんですけどね。

 

軽量化が目的ってわけじゃないけど、せっかく部品単体だから量っておきたいパーツ重量。571gでした。クランクの標準的な重さなんて知らないけど、持った感じかなり軽いです。取り外した標準品の重量が気になりますね(第2回で測定します)。

 

BB『TOKEN TK838HAL』

先程のFC-7410はかっちょいいんだけど、巷では対応するBBの入手性が悪い点がデメリットとされているみたい。対応するのはスクエアテーパーの軸長103mmのBBらしいんだけど、純正品はとっくの昔に廃盤だし、手軽に入手できる社外品の103mmタイプはどうやら互換品ではなく、ピスト用でチェーンラインが変わるという情報も。

そんなことつゆ知らずに勢いだけでクランクを購入したもんだから、これはやらかしたかな〜って思っていたら、ちゃんと互換品があるじゃないですか!

それがこちらの台湾のTOKEN(トーケン)というメーカーの商品です。納期が3か月かかったので、やっぱりどマイナーで流通量の少ないサイズなんでしょうね。新品で入手できるだけラッキーだったと思っておきましょう。

 

重量は242gでした。

 

リアディレイラー『シマノ 105 RD-5600』

今回の目的はあくまでフロントクランクを交換することですが、実はこいつも見た目だけで気に入ったパーツなんです。ギアを2×10速に決めたのはこいつを取り付けるから。105シリーズのRD-5600です。2005~2009年頃のパーツらしいので、クランク程じゃないけど結構古いパーツです。状態はいいけどね。

もうね、アルミ大好き人間のわたしのハートを鷲掴みにする質感の良さ。これってただ磨いてクリアーしているだけじゃ絶対ないでしょ?対腐食性はもちろんあるだろうし、オートバイの純正パーツにもバンバン導入して欲しいような質感。まぁ、どうみても高価そうですが…。

お値段は中古で3,000円程度。性能はよく分からんけど、この質感と構造を考えると、むちゃ安じゃない?

重量は221gでした。

 

フロントディレイラー『シマノ アルテグラ FD-6700』

フロントディレイラーはなんのこだわりも無いので、適当に選びました。シフターがノンインデックスタイプだと、パーツ選びの制約がむちゃくちゃ緩くなるのは大きなメリットですね。引きしろを気にしなくてもよいですから。

 

ただ、取り付け部の寸法だけは要注意。エスケープR3は内径31.8mmのクランプタイプじゃないとダメですよ。

 

重量は101gでした。

 

カセットスプロケット『シマノ CS-HG500-10 10S 11-25T』

クランクとリアディレイラーは見た目だけで適当に選んでしまったのですが、カセットテープはそういうわけにはいきません。リアディレイラーには組み合わせるパーツにいろいろと制限があるので、それを満たすようなカセットスプロケットを選びましょう。

105のRD-5600の場合、リアのスプロケットは11〜27T、トータルキャパシティ(「フロント側のギアの歯数の差」と「リアのギアの歯数の差」の和)は29T以下にする必要があります。

フロント側のギアの歯数の差が50T-39Tで11Tですから、リアのキャパシティは18T以下に抑えなければならないことになるってわけ。しかしながら、もともとRD-5600は11ー27Tの範囲のギアしか対応していないので、条件だと最小ギアと最大ギアの差は最大でも16Tだから、今回はトータルキャパシティは特別考える必要もないことがわかります。

スプロケットなんて回ればなんでもいいので、とくにこだわりもなく適当に選択。これは今でも新品で購入できますよ。

 

重量は252gでした。

 

チェーン『シマノ アルテグラ CN-6701』

チェーンもなんでもいいので、10S対応のものを適当にチョイス。リンク数違いで2種類あったけど、長い分にはぶった斬ればよいので長い方を購入。

 

チェーンは脱着可能な方が絶対にメンテナンスそやすいので、接続はミッシングリンクにしておきましょう。つなぎ目が分かりやすいようにチェーンとは異なる色のゴールドを選びました。ミッシングリンクって、すっごく高いのね…。

 

車両に合わせてチェーンをカットし、ミッシングリンクと合わせた重量は247gでした。

 

各種工具類

自転車の分解、組み立てには専用工具が必要なようなので、パーツと併せてそれらも購入。

チェーンカッター、クランク抜き、 BB脱着ソケット、カセットスプロケット脱着工具、ミッシングリンク脱着工具の5点です。

オートバイ用の特殊工具となるといちいちバカ高くて本当に嫌になりますが、自転車用の工具はどれもこれも安くて良いですね。クランク抜きはシマノ純正工具を、チェーンカッターは安価な良く知らないメーカーのを、他の工具はBIKE HANDの製品を選びました。BIKE HANDって台湾のメーカーらしいですが、安価なのにパッケージからしてちゃんとしており、使う前から安心感が漂っています。

 

2×10速化作業に必要な費用

選ぶパーツによって全く異なってきますが、わたしの場合は3万4千円程度の費用が掛かりました。これを安いととるか高いととるかはそれぞれの価値観次第ですが、見た目だけを目的とするならちょっと高いですかね~?

パーツ 金額
クランク『シマノ デュラエース FC-7410』 12,800 
BB『TOKEN TK838HAL』 3,465 
リアディレイラー『シマノ 105 RD-5600』 3,000 
フロントディレイラー『シマノ アルテグラ FD-6700』 2,068 
カセットスプロケット『シマノ CS-HG500-10 10S 11-25T』 2,655 
チェーン『シマノ アルテグラ CN-6701』 2,759 
ミッシングリンク『KMC CL559R』 899 
チェーンカッター 1,399 
クランク抜き 1,520 
BB脱着ソケット 935 
カセットスプロケット脱着工具 1,496 
ミッシングリンク脱着工具 900 
合計 33,896 

 

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今回使用した部品と工具

 

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