初めてのケーブル内装式に挑戦。カーボンフレームのバラ完組み立て

 

とくに必要もないのに衝動買いをしてしまったカーボンロードバイクフレーム、TAOKAS(タオカス)STRIKER R

衝動買いとはいえ買ってしまったからには少しでも早く乗りたくてうずうずしてしまうわたくし。とりあえずはニローネ7から部品を流用して、急ピッチで組み立てていきましょう。

 

規格が変わったBBとフロントディレイラー

コンポ類はニローネ7からの移植でオッケーと考えていたんだけど、BBとフロントディレイラーに関しては取り付け規格が違うから別途用意が必要だとわかりました。

BBはこれまでのねじ込み式ではなくプレスフィット式のBB86規格。BB86でかつホローテック2クランクに対応したBBなんて恐らく一番メジャーな組み合わせだから、いろんな製品をよりどりみどりで選び放題だと思っていたんです。

ところが少なくともAmazonでは全体的にめっちゃお高くて、選択肢も限られていることがわかりました。シマノとトーケンには比較お値段を抑えた製品もあったけど、シマノはなんと在庫切れ。

だから今回は入手できるものの中で最も安価だったトーケンのニンジャライト BB4124PSを購入。

お値段のみで選んだこちらのBB、購入時に「ニンジャ」と「ニンジャライト」の2種類あることにはうっすら気付いていたんだけど、両者の差なんでさほど気にしていませんでした。ところが実際に商品が届いてびっくり。

 

このニンジャライト、なんとシェルが樹脂製なんですよ。だからライト(軽い)なのかーー!!

高確率で舐めてしまいそうなので、取り外すとき大丈夫なのか?ととても不安になってきます。買ってしまったからには使うけれども、わたしのような用途ならライトじゃない方を選ぶべきでしたね。

 

フロントディレイラーはこれまでがバンド式だったのに対し、今回のフレームは直付け式。これまでシマノのFD-6600を使っていたんだけど使用感に特に不満は無かったので、同じFD-6600の直付け式を新たに購入しました。

 

初めてのワイヤー内装式フレームへの挑戦

今回のフレームはわたしにとって初めてのワイヤー内装式フレーム。予想はしていたけど、やっぱりこのワイヤー内装式は組み立てが面倒くさいんです。決して難易度が高いわけじゃないけど、将来的なワイヤー交換のことを考えると少し憂鬱な気持ちになっちゃう。

このTAOKAS STRIKER Rはフルアウター式ではなく、フレームの入口まではアウター式、フレーム内部はインナーワイヤー剥き出しの部分とチューブライナーの部分が存在する取り回し。フレーム内部のチューブライナーはフレーム入口から少し離れているので、ただ単純にインナーワイヤーを通すような組み立てはできません。フレーム内部で細いチューブライナーにインナーワイヤーを通すことは現実的ではないのです。

 

かといって、フロントディレイラー側のフレーム出口は非常にタイトであり、チューブライナー単体がなんとか通る程度のクリアランス。つまり、予めインナーワイヤーとチューブライナーをセットした状態でこの穴を通すことも現実的ではないのです。

 

じゃあどうするか?とあれこれ試した結果辿り着いたのがこの方法。まずはインナーワイヤーを通した状態ではフレームの開口部を通すことができないチューブライナーを出口側にセットし、チューブライナーの入口側はBB下部のメンテナンスハッチからビローンと外に出します。

 

そしてSTIレバーにセットしたインナーワイヤーをフレーム入口から通してきて、やはりBB下部のメンテナンスハッチからビローンと外に出します。

あとはフレーム外部でインナーワイヤーをチューブライナーに通し、インナーワイヤーを伝う形でチューブライナーをフレーム入口側に送り込んでやればセット完了。

メインチューブ内で2本のシフトワイヤーが絡まないよう、両方を一気に作業しないのも重要。最初に通したワイヤーにしっかりとテンションをかけておき、2本目を通す時に絡まないようにします。

 

ワイヤーの内装式で忘れてはならないのがアジャスター機構の追加。

外装式ではフレーム側にアジャスターがついているのが当たり前だったけど、内装式フレームでは基本アジャスターはつきません。パーツ自体にアジャスターがついている前後ブレーキとリアディレイラーは問題ないんだけど、フロントディレイラーだけはこのようなパーツを取り付けないと、ワイヤーの張りが調整できないのです。

 

ワイヤーが終わればあとはいつもどおり

内装式のワイヤーの取り付けさえできれば、あとは規格化されたパーツを取り付けるだけ。とくにつまずくポイントもなくサクサクと作業することができます。

少し手間取った個所といえば、リアブレーキの取り回しが直線的かつアウター部分が短いので、アウターワイヤーの長さ調整がシビアだったことくらいでしょうか。短すぎるとブレーキ操作でアウターワイヤーがすっぽ抜けてしまうし、長すぎると取り回しが不自然になるのです。硬めのアウターワイヤーではなく、柔軟性の高さを謡っているものを選ぶと多少取り回しがやりやすいかも。

 

せっかくの状態の良いカーボンフレームなので、チェーンを落としてフレームを傷つけないようにチェーンキャッチャーも取り付けました。フロントディレイラーの固定ボルトで共締めするとてもシンプルな構造だけど、ボルトの締め付けで微妙に位置がずれるので調整は意外とシビア。

 

完成。気になる重量は?

というわけで、3時間程度の作業で走行可能な状態に組み上がりました。

作業としてはフレームを交換しただけでそれ以外のパーツはほぼ流用なんだけど、当然フレームを交換したらこれまではもう完全に別の自転車。ニローネ7とはまったく印象が異なります。フレーム購入時はあそこまで真っ赤なのってどうなの?って思っていたけど、いやー、なかなか格好いいじゃないですか。

 

レースをするわけじゃないから気にしないといいつつ、ついつい量ってしまう車体重量。結果は7.94kg。ロードバイクとしてはごくごく一般的な重量?わたしの用途だと十分過ぎるほどに軽量になったと思います。

 

乗り心地はどうでしょう?

これまでのニローネ7から500g程度軽くなったわけですが、わたしの鈍い感覚ではその差は正直わかりません。漕ぎ出しが軽くなったとか、加速が鋭くなったとか、全然分かんない。いつものトレーニングルートでのタイムの変化も誤差の範疇。これまでで散々分かっていることだけど、少なくとも素人は機材の違いで劇的には速くはならない

ただ、地面から伝わる衝撃の大きさは全然違いますね。ニローネ7はアルミフレームの中でもコンフォート寄り、ストライカーRはレーシング寄りのモデルのはずなんだけど、それでもはっきりと違いが分かるくらい、地面からの振動は少なくなりました。

トレーニングという目的では正直アルミフレームから乗り換えるメリットなんてほぼ無かったと思うけど、せっかく購入したからにはこれからガシガシ乗っていきたいと思います。

 

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