バイクって、ちゃりんこのこと?それとも自動二輪のこと?
自動二輪大好き人間のわたしとしては、バイクって言ったらもちろん自動二輪車のことを示すに決まっているじゃん!!って感じでしたが、近年では自転車の方を示すことが増えているようです。Wikipediaさんには”昭和時代ではオートバイのことをバイクって呼ぶこともあったよ”って書いてあるし。あぁ、自動二輪車はやっぱりバイクではないのか…。おっさん扱いされないようにこれからはできるだけモーターサイクルという単語を使おう。
そんなどうでもいいことは置いておいて、最近はビューエルだけでなく、クロスバイクのGIANT エスケープR3にもせっせと乗っています。もともとエスケープR3を購入したのは家族とサイクリングなどに出掛けるためだったんですが、せっかく購入したのだからと、加齢とともにだらしなくなっていく体を絞る運動目的でも乗っています。運動だからもちろん疲れるんだけど、体を動かすのは気持ち良くてなかなか楽しいものです。乗っていて楽しいのは断然ビューエルさんだけど、クロスバイクでの運動もなかなかクセになっちゃいそう。
ところが、ビューエルさんとクロスバイクの両方を乗るようになり、ちょっと困ったことが起こるようになっちゃったんです。
どちらも2つのタイヤがあってバイクと呼ばれる乗り物だけど、やっぱり全然違う乗り物だから、頭と体をうまく切り替えることができないんです。
一番顕著なのが曲がり方。
ビューエルのようなモーターサイクルは、ニーグリップしてリアタイヤにトラクションを掛けつつバンクさせて曲がるのが基本だと思うのですが、ちゃりんこの方はモーターサイクルのようなイメージでバンクさせると一瞬でステップ…じゃなかった、ペダルを地面にヒットさせてしまうのです。どうやら、アウト側のペダルをぐっと踏み込み、イン側のペダルを浮かすのが基本的な曲がり方の様子。ということは、曲がっている間は漕がない(=トラクションを掛けない)ってことなんだろうね。
頭では理解しているつもりなんだけど、ついついイン側のペダルで踏み込んでしまったり、深くバンクさせすぎたりして、イン側のペダルを地面にヒットさせる日々が続いています。そのうちクランク傷めちゃいそう…。どれくらいバンクさせていいのか、どれくらいハンドルバーをこじったらよいのか、まだ全然分かりません。
そしてもっと困るのが、ビューエルを無茶苦茶重たく感じるようになったということ。
ビューエルは1L近い排気量のモーターサイクルとしては軽量級の車体ですが、それでも11kg程度のクロスバイクと比べると超重量級。クロスバイクに慣れ切った体でビューエルにまたがると、その重たさとパワーに結構ビビってしまいます。そして、そのせいでただでさえ下手っぴな運転が、間違いなくもっと下手っぴになった気がします。先日Uターンしようとしたらコケそうになりました。泣きたい。
でもクロスバイクに乗るようになったお陰で得るものもあったんです。それは、空気抵抗を減らすことがいかに重要かということ。
クロスバイクに乗っていると、向かい風や追い風の影響を文字通り身をもって知ることになります。強い向かい風が吹いていると、笑っちゃうくらいにスピードダウンします。笑っちゃうくらい、辛くなります。
どちらかというとチョッパー大好きマンなわたしにとって、フェアリングやカウルはあまり興味のない分野だったんですが、いやいや、走行風などの空気抵抗を減らすことはとても重要じゃないですか。走行安定性、疲労軽減、燃費向上、空気抵抗が良くなればきっといいことづくめなはず!?
わたしのビューエルには現在申し訳程度のアッパーカウルがついていますが、今後キャンプのために遠方にも出かける頻度が増えるようなら、空気抵抗を改善するためにもうちょっと機能性重視なカウルに交換した方がよいかもしれないなぁ、と最近考えています。
そうはいってもマイナー絶版車のビューエルでは社外品の選択肢は絶望的なので、アッパーカウル交換となると選択肢はワンオフくらい。お手軽なのはロングスクリーンへの交換かな?