KAME life

スチールガレージで2台のBUELL生活を満喫中。

BUELL XB9R リアホイールベアリング交換(前半)


buell xb ホイールベアリング交換

こちらは中古で入手したビューエルXBモデルのリアホイール。

とてもかっこいい黒色のカラーホイールなのですが、残念なことにホイールベアリングの動きが渋く、そのままでは使用できそうにありません。そこで、ホイールベアリングを交換してこのホイールを使用できるようにしたいと思います。

ところで、ビューエルXBモデルのアクスル周りは少し特殊な作りをしておりまして、ホイールカラーとダストシールがないのです。ベアリングが外部に露出しており、シールが露出したままのホイールを車体に取り付けるのです。
ベアリングの耐久性やホイールのセンター出しに問題ないの?と素人のわたしは気にもなったりする構造ですが、一方で部品点数が少なくなるので、ばね下重量は一般的な構造よりも軽くなるかもしれませんね。

なお、ベアリングの交換方法は他の一般的なバイクと同じような手順なので、工具さえあればそう難しいものではありません。


ベアリングプーラーでベアリングを取り外そう


ベアリングプーラー

ベアリングプーラー

ベアリング交換の肝となる工具、ベアリングプーラー
ベアリングプーラー(ベアリングを引き抜く工具のことね)は、内掛け式と外掛け式の2種類に分けることができるんです、こいつは内掛け式。穴に埋もれているベアリングを、ベアリング中央の穴に工具を引っ掛けて抜き取る仕組みです。


ベアリングプーラー

XBのリアホイールベアリングの内径は30mm位なので、30mmのアタッチメントが必要になります。 いろいろ探してみましたが、30mmのアタッチメントが付属しているプーラーセットってあまり売っていませんでしたので、工具の選択肢はそれ程多くないように思います。私は輸入物の安物セットを購入しましたがそれでも12,000円程の費用が掛かりました。安物のはずなのに高い・・・


ベアリングプーラー

早速、リアホイールのベアリングに30mmのアタッチメントを取り付け。
内径30mm用ですが、アタッチメントの先端は広がっているのでスコッと簡単に取り付けることができません。プラハンで軽くコンコンして押し込みます。


ベアリングプーラー

コンコンしたらアタッチメントはすんなり入ってくれます。
アタッチメントの爪がベアリングとディスタンスカラーの隙間に入っている状態なので、もう人力ではこれ以上押すことも引くこともできません。

ホイールベアリングの構造

簡単な図ですが、ホイールベアリングの断面はこのような構造をしています。windowsのペイントで頑張って書きました。

ベアリングは複数の金属製の丸い球が2つの金属の輪っかに嵌っている構造をしております。その金属の輪っかの内側をインナーレース、外側をアウターレースと呼びます。
これらの部品は一見一体化しているように見えますが、実際は軽く繋がっているだけでの別々の部品。なので、アウターレースとインナーレースは別々に固定する必要があります。アウターレースはホイールに嵌め込むことで、インナーレースはディスタンスカラーとフロントフォーク(ビューエル以外の車種だとホイールカラー)でそれぞれ固定されます。


buell xb ホイールベアリング交換

実際の作業に戻ります。先ほど装着したアタッチメントにプーラー本体を組み上げます。


buell xb ホイールベアリング交換

適当なレンチで回り止めをして、六角レンチでプーラー先端部を半時計周りにぐりぐりと回すと・・・


buell xb ホイールベアリング交換

ゆっくりとベアリングが抜けてきて・・・


buell xb ホイールベアリング交換

無事ベアリングを取り外すことができました!

ベアリングプーラーは決して安価なものではありません。その為、代替手段として、マイナスドライバーで反対側から叩き出したり、建築用のアンカーボルトを使用してベアリングを取り外す方法があります。私も以前はそのような方法を行ったことがありますが、きちんとした工具を使った時と比較すると、その難易度は雲泥の差。ベアリングプーラーを使用するとむちゃくちゃ簡単でした。


いろいろ探したけど、30mm対応のベアリングプーラーってなかなかありませんでした・・・。私は楽天で発見。セットに拘らず、アタッチメント単品で揃えるのもアリかな?

buell xb ホイールベアリング交換

buell xb ホイールベアリング交換

ベアリングを取り外すと中からディスタンスカラーがでてきます。ディスタンスカラーはホイールベアリングのインナーレースの位置を決定する重要な部品。スポーツバイクらしく、アルミで軽くできています(以前所有していたヤマハのドラッグスターは鉄製だったなぁ。


取り外したベアリングを観察しよう


buell xb ホイールベアリング交換

取り外したベアリング。シール部分(赤い部分ね)の表記から、NTN社の製品であることがわかります。記載されている品番は6006LU

あれ?LU?

いろいろ調べてみると、LUっているのは片側のみシールされているタイプの品番みたいなのですが、取り外したベアリングはどう見ても両側シールタイプ

両側シールタイプだとLUではなく、LLUじゃないの?

もしかして、LLUはLUのシールを流用して、両側につけているだけ?メーカーの事情なので素人のわたしにその理由を確かめるのは難しいですが、BUELL XBのホイールベアリングは絶対に両側接触ゴムシールタイプなので、6006LLUが正しい品番になるはず。


buell xb ホイールベアリング交換

そして、側面には製造国と隙間の規格が記載されていました。購入したホイールについていたものがバイク製造時のものかは分かりませんが、台湾製のC3タイプ。バイクに使用するベアリングだと、C3が多いみたいですね。


純正ベアリングの製造元であるNTNで同等品となると、この6006LLUC3になります。純正よりずっと安い!!

続き:リアホイールベアリング交換(後半)に続く

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