KAME life

スチールガレージで2台のBUELL生活を満喫中。

BUELL XB9R 強化ドライブベルトへの交換②
~ベルトコンバート作業(前半戦)~


交換部品と必要な工具が揃ったので、いよいよ作業の開始です。


最大の難関、フロントプーリーの取り外し




まずは一連の作業で最大の難関とされるフロントプーリーの取り外しを行います。

フロントプーリーを固定している例のバカでかいナットにアクセスする為、ステップ一式とフロントプーリーカバーを取り外し。ここら辺の部品は特に問題なく取り外すことができるでしょう。




例のバカでかいナットが現れました。

バカでかいナットには四角い形状の周り止めワッシャがついているので、まずはヘックスボルト2本を外して回り止めワッシャを取り外し。ここのボルト2本もそこそこ硬い場合があるという意見も聞きますが、すんなり取り外しできました。




そしていよいよ例の1-7/8のプーリーを固定するバカでかいナットと勝負!新たに購入した320Nm(自称)の電動インパクトとコーケンソケットで勝負を挑みます。


駐車場に響き渡る、インパクトの作動音!!


・・・・。


全然緩まないんだけど!!(怒)


556をたくさん塗って、何日も放置し、その間毎日勝負を挑んだものの、一向に緩みません。毎日敗北。

締め付けトルク自体は67.8Nmなんですが、マニュアルにて指定されているロックタイト(赤)パワーと錆による固着パワーは噂通りかなり手強いようです。感心している場合じゃないけど、ここまでどーにもならないと笑っちゃうしかありません。




いろいろと努力はしましたが一向に緩む気配はないので、結局近所の某4輪のディーラーに持ち込み、エアインパクトでなんとか外してもらいました

外してもらった、と言っても結構大変で、業務用のエアーインパクトでも全然緩まなくて、あまりに緩まないもんだから本当に逆ネジ?と疑がわれる始末。もし壊れても文句言わないでよ!という言葉にビビりつつもインパクトで衝撃を与え続けること15分程。ようやく外すことができました。

そりゃ、非力な電動インパクトじゃ無理ですわ・・・


リアホイールプーリーも分解しましょう




ナットを外すだけで1週間ほど掛かりましたが、後はそれ程厄介な箇所はないハズなので、サクサクバラしていきます。




2003年モデルは豪華なフルカバードのベルトガードが付いているのですが、これの取り外しが結構めんどくさいのです。

スイングアームブレース、ベルトガード表側部、ドライブベルト、リアホイール、ベルトカバー裏側部の順に取り外していきます。ベルトガードの穴の中にスイングアームを通す構造なので、ホイールを外さないとベルトガードを完全に外すことができないのです。

このベルトカバー、安全面やベルトへの異物の噛み込みの面では優れているんですがなんせ整備性が悪すぎます。以降の年式に採用されなくなったのはそこらへんが原因かもしれませんね。




取り外したリアホイールのドリブンプーリーの交換。

プーリーを固定するボルトもかなり硬かったものの、例の320Nmの電動インパクトでなんとか取り外すことができました。せっかく買ったんだから、少しでも役に立って良かった・・・




そして新しいプーリーの取り付け。
締め付けのトルクは50Nmとのことですが、取り外し時の苦労から考えると少々不安になるような締め付け具合です。


思わぬ難関!アイドラープーリーのスタッドボルト




最後にアイドラープーリーの取り外し。これは2つのナットを取り外して、ユニットごと手前に引っこ抜くだけの簡単構造・・・・のはずなんですが、全然外れません。外れる気配が微塵もありません。




ステーが全く抜ける気配がないので、発想を変えてスタッドボルトの方を引き抜く作戦に。
ダブルナットで1本はあっさりと取り外すことができました。やったね!




ところが、もう1本は全く外れる気配なし。

これは困った・・・・。どうやら残る1本のスタッドボルトが錆びついて太ってしまったのか、完全にアルミ製のステーと一体化してしまっている様子。これは完全に想定外の事態です。どーしましょ!?




そこで、急いでスタッドボルトリムーバーを買ってきました。名前の通り、スタッドボルトを抜き取るための工具です。

これを使っちゃうとスタッドボルトを傷つけてしまうのでスタッドボルトの再利用はできません。貴重な絶版車の部品を破壊するのは嫌なのですが、抜けないことにはどうにもならないので仕方がありません。




結果は大失敗。

スタッドボルトリムーバーはきっちりとスタッドボルトを破壊しただけで、事態は悪化しただけとなりました。

ただ、この失敗から、スタッドボルト自体はケースと固着しておらず、今すぐにでもケースから外れてくれそうな感じであることが分かりました。その一方でやっぱりスタッドボルトはアイドラープーリーのステーと一体化していることがわかりました。

つまり、ステーごとスタッドボルトを回すことができれば、ケースから両者は取り外すことができるのです

でも今のままではステーはいろんなとこにぶつかるので、スタッドボルトと一緒に回すことはできません。じゃあ、どうするか!?




ステーが周りのいろんな部分に当たらないよう、ステーを切断すればいいじゃん!!

あぁ、貴重な純正部品が・・・!という気持ちもありますが、2003年モデルにしか使用できないアイドラープーリーのステーはどうせゴミのような価値しかありませんしね。

ステーを切断して周囲に干渉しなくなれば、あとはくるくる回せばスタッドボルトごと取り外すことができます。




やっと抜けた!!

DIYあるあるですが、予想していないところで苦戦してしまうものです。

この後、取り付け面をオイルストーンで軽く磨いて、最後にタップでネジ穴をさらいます。

このトラブルでスタッドボルトを新たに準備する必要が生じたので、作業はまた一時中断。ディーラーに聞いたところ、国内に在庫がないので納期はおよそ2~3週間のようです。そんなに中断しなきゃいけないのか・・・。


続き : ③ベルトコンバート作業(後半戦)へ

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